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日本・ソロモン友好協会
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ソロモン行き(対ソロモン協力のための事前視察)
JECK 谷岡 潔(プロジェクト経済研究所主任研究員)
 ホニアラ国際空港への着陸は静かだった。座席の窓に顔をつけて眺める滑走路とその先の緑は、南方特有の少しけだるい静かな景色であった。初めてのソロモン行きで意識的に奥に押し込んで、なるべく関心を示さないようにつとめて来た”戦争”をホニアラ空港が呼びおこしてくれた。たった一週間のホニアラ、アオキ行きであったが、その間に見聞き感じた全てが、この戦争と云うテーマでいろいろと語りかけてくれた。
 今回のソロモン行きは、JECK(注)の立場のもので、ソロモンとの国際協力の場で我々は何が出来るのかについて回答をみつけるのが主目的だ。先進国、途上国双方で長年活躍してきたITの超専門家石井信行さんも一緒で心強い。
 先ず、ホニアラでは大使館、JICA事務所、同じ仲間のJICA専門家の方々とお目にかかり、最近の現地基礎知識を充分仕込ませていただいた。そしてマライタ島アオキに行った。アオキではマライタ州知事にも会い、マライタ島の社会、経済開発計画に我々の専門知識がお役にたたないかにつき語り合った。友好的な、成果のある話が出来た。今後時間をかけてでもお役に立っていきたい。第一印象として感じたこの辺のところを大事にしながら、いつも相手の立場を尊重することを忘れずに、長くお付き合いして行きたいと思う。
 ソロモンの人達は、町でも、村でも皆温かく我々日本人を迎えてくれ、会話も楽しかった。子供達も可愛く、人なつっこく寄ってきて一緒に写真に収まってくれた。
 戦争があったにも関らず、ソロモンの人達がこの様に温かく接してくれた、その心を本当にありがたく感じた、と云うことは、戦記などをひも解くと、ソロモンの地では多くの人達を動員して、総力をあげての激しい攻防がくり広げられたわけであるが、今のソロモンの人たちの心にみられる温かさは、当時の日本人が人として間違った行動、言動をしなかった証であり、先人のその崇高な心に深く感謝しなければならないと思う。同時に英霊には心からのご冥福を祈りたい。
 戦後60年2世代が過ぎて、わが国も更に大きく変わりつつある。これからの進路選択には我々皆真剣でなければならない。この大命題を考えると、穢されていない原点の一つが、ここソロモンにもあると思う。
 このようなこともテーマにしながら、JECKとしても、また個人としても、これからの日本・ソロモン友好に役立つ一隅を照らしていければと思う。

(注)JECK(JICA Expert Conference in Kanagawa):
JICA専門家(相手国政府の要請によりJICAから派遣され、当該国の国家レベルの仕事に、各人の知識を生かして貢献する各分野の専門家)経験者120余名からなる神奈川、横浜での集まり。社会、経済、その他社会インフラ(道路、交通、上下水道、水資源 etc)、工業、農業、畜産、水産、林業、流通、環境、医療、衛生、教育、IT、マスメディア、ジェンダー等、殆どの専門分野を綱羅している。
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